ガンダムの新アニメで初の女性主人公が発表

ガンダムの新アニメで初の女性主人公が発表

待望のアニメ『機動戦士ガンダム』の最新予告編が、火曜日に開催されたバンダイナムコのガンダムカンファレンスで公開されました。『機動戦士ガンダム 翠星の魔女』は、シリーズ7年ぶりのテレビシリーズとなり、ガンダム史上初の女性主人公が登場します。予告編では、彼女の容姿と、彼女が搭乗するモビルスーツ「ガンダムエリアル」が明らかになりました。このモビルスーツは夏頃に玩具シリーズとして発売予定です。アニメは2021年9月に発表され、今年10月の公開が正式に決定しました。

ガンダムエアリアル
ガンダム航空写真:バンダイナムコ

『水星の魔女』は、2015年から2016年にかけて2期放送された『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の続編です。全50話からなるこのシリーズは視聴者から好評を博し、近太陽系における大規模な軍事紛争を描いています。『水星の魔女』の舞台となる時代設定やシリーズのストーリーについては、まだ何も発表されていません。『鉄血のオルフェンズ』では中世の剣や長槍に着想を得た近距離格闘武器が使用されていたことを考えると、新作アニメではより神秘的なアプローチが取られるかもしれません。

ジェームズ・ウィットブルック氏によるこの発表に関する以前の報道より:

宇宙にとどまる「魔女」という発想は、ガンダムのモビルスーツという枠にとどまらず、最も象徴的な概念の一つである「ニュータイプ」と共通点を見出すこともできるだろう。ニュータイプとは、宇宙世紀のスペースコロニーでの生活から進化を遂げ、潜在的な超能力を持つ人類に与えられた名称である。ニュータイプ、そして人工的に開発されたサイバーニュータイプと呼ばれるニュータイプは、特に宇宙世紀のタイムラインの特徴的な存在であるが、この概念のバリエーションは他のガンダム作品にも展開されている。もし『水星の魔女』もこの概念を扱おうとするなら、巨大ロボットによる宇宙政治アクションという枠を超えた、非常に興味深い作品になるだろう。

さらに、「機動戦士ガンダム マーキュリーの魔女 プロローグ」と題されたプロローグ企画も展開されます。アニメ放送に先駆け、今夏、横浜のガンダムファクトリーにて初公開され、その後、ガンダムベース・バーチャルワールドの跡地で行われるガンダムメタバースプロジェクトを含む、日本と中国の各拠点を巡回します。また、このプロローグに登場する2機のモビルスーツ、「ルフリス」と「ベギュール・ベウ」も発表されました。

発表によれば、今回公開された3機のモビルスーツについては、すでに1/144スケールのハイグレードモデルが製作中とのこと。

アニメは10月に初公開されます。

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