『チャームド』とマーベルの俳優ジュリアン・マクマホンが56歳で死去

『チャームド』とマーベルの俳優ジュリアン・マクマホンが56歳で死去

オーストラリア系アメリカ人俳優のジュリアン・マクマホンが7月2日、56歳で亡くなりました。Deadlineの報道によると、CWのドラマ「チャームド」 や、最近では 「ザ・レジデンス」 や 「FBI:モスト・ウォンテッド」での役柄で知られるマクマホンは、 長年にわたり癌と闘病していました。

「心を開いて、愛する夫が癌を克服するために果敢な努力を重ねた末、今週、安らかに息を引き取ったことを世界の皆様にお伝えしたいと思います」と妻のケリーさんは綴った。「ジュリアンは人生を愛していました。[…] この間、家族がプライバシーを保ちながら悲しみに暮れることができるよう、皆様のご支援をお願いいたします。」

1968年7月27日生まれのマクマホンは、オーストラリアのメロドラマ『 ザ・パワー』『ザ・パッション』でテレビキャリアをスタートさせ、 その後、同じくメロドラマ『ホーム・アンド・アウェイ』に出演しました。映画とテレビの両方で順調なキャリアを築き、FXの『  NIP/TUCK マイアミ整形外科医』、 前述の FBI シリーズ(今年5月に終了)、そして 『チャームド』で主役を演じました。『チャームド』では、シーズン3で登場し、後にアリッサ・ミラノ演じるフィービーの恋人となる、悪魔と人間のハイブリッド、コール・ターナーを演じました。

ジュリアン・マクマホンの最も有名な映画出演作の一つは、FOXの ファンタスティック・フォー2部 作におけるドクター・ドゥーム役です。2007年の『シルバーサーファーの逆襲』以降、 ダーク・ジェントリーの『ホリスティック・ディテクティブ・エージェンシー』、『RED/レッド』、そしてマーベルの 『ランナウェイズ』でカロリーナ・ディーンの悪役ジョナを演じたなど、コミック作品にも出演しています。コミック以外の映画出演作には 、『プレモニション』、『ユーアー・ノット・ユー』、 そして近年では『2024年公開 の『ザ・サーファー』 や 『アールズ・オール・ユー・キャン・イート』のシュープリームスなどがあります。 最後の出演作はNetflixの『ザ・レジデンス』 で 、シーズン1の放送終了後にキャンセルされました。

訃報を受け、「チャームド 」の ローズ・マッゴーワンとホリー・マリー・コムズはそれぞれインスタグラムのストーリーでマクマホン氏を偲んだ。「ジュリアン、あなたは輝かしい才能と奔放な才能、そしてユーモアの持ち主でした」とマッゴーワンは綴った。「あなたとご家族、そして世界中の愛するファンの皆様に、謹んでご冥福をお祈りいたします」。コムズは彼を「これまでで一番の厄介者」と呼び、2本の舞台裏動画をストーリーズに投稿した。

「唯一無二の存在」という言葉では言い表せません。あなたの揺るぎない人生への情熱と、奇抜なユーモアセンスは、私たちにとってかけがえのない財産です」とコームズは続けた。「あなたが直接生み出した喜びと笑いは、いつまでも忘れません。私たちの女性友を見つけて、あのバラの花びらの中で踊ってくれることを願っています。」

もう一人の共演者であるブライアン・クラウスは、彼を「最高に面白くて、悪魔のようにハンサムで、優しい心の持ち主でした!ご家族と親しい友人に心からお祈り申し上げます!彼がいなくなると本当に寂しくなります!」と称賛しました。

フォックスのファンタスティック ・シリーズでリード・リチャーズを演じたイオアン・グリフィズは、マクマホンについて「ドクター・ドゥームにとってのリチャーズ博士役を演じることができたのは光栄でした。お互いの宿敵同士の役を演じていても、一緒に仕事をしているといつも明るくて笑いが絶えませんでした。彼と会うたびに喜びを感じました。奥様とご家族に心からお悔やみ申し上げます。
ジュリアン、幸運を祈っています。」と語った。

「友人ジュリアンの訃報に接し、深い悲しみに暮れています」と、元「シング」 俳優のマイケル・チクリスは付け加えた。「命は本当に貴重で、儚いものです。ご遺族に哀悼の意を表します。ジュールズ、安らかに眠ってください。」

ケリーは声明の最後に、亡き夫を偲び、「家族と友人を愛し、仕事とファンを愛していました。彼の最大の願いは、できるだけ多くの人々の人生に喜びをもたらすことでした。ジュリアンが喜びをもたらしたすべての人々が、これからも人生に喜びを見出せるよう願っています。私たちは、この思い出に感謝しています」と綴りました。

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